Neutral Scent

App developments & Gadgets

VistaのWindows転送ツールを使ってみる

ひさしぶりに更新...。
Windows Vista RC1(5600)が出たので、β2からのファイル移行に、TechEdで覚えてきたVistaの新機能「Windows転送ツール」を使用してみました。
ようやくWindowsにもまともなPC間ファイル移行ツールが追加されたわけですが、使い勝手はまだ今一歩かな...?
ようするに、PCの諸設定とユーザーファイルを新旧のPC間でまとめてどかっと転送してくれるツールなわけですが、まとめてどかっと過ぎるので、何が転送されて何が転送されてないかがさっぱりわかりません。(ちなみに、この機能、専用ケーブルやネット接続リムーバブルメディアなど様々な形式でコピーできたり、送り側はWindows2000以降ならOkなど、凝ってる部分もあります)
とりあえず、ブラウザのcookieとかは転送されて、今までどおりに近い使い勝手になるので、設定の転送ツールとしては結構よい感じですが、ファイルのコピーにかんしては、コピーされないファイルが多すぎる。
「プログラム」は転送してくれないので、*.exe/*.comや*.dllはもちろん*.manifestとかexe関連は全滅。Windowsがよく知らないらしい*.jarとかもコピーしてくれません。転送する拡張子の設定はできるのですが、規定の拡張子に追加することはできないっぽい。
My Documentsに入ってるファイルならともかく、ソースの入ったディレクトリとかは、半分ぐらいのファイルが歯抜けでコピーされるのでなんだかなぁ、という感じ。フォルダがコピーされてるから、と安心すると痛い目に会いそうです。

まだ試しに使ってみただけだしRC1なので、いろいろ設定を変更したり今後動作が変わったりするかもですが...。
とりあえず、一方通行のWizardはどうにかしてほしいし、コピーされる・されたファイルの一覧ぐらいは出してくれないと、ですね。もう少しトライしてみて、なにかわかったら更新しようと思います。

      • -

早速訂正、そういえば、XPにも「ファイルと設定の転送ウィザード」がありました。
Windows Vista に搭載された転送ツール
http://mbsupport.dip.jp/mb/wvb_13.htm