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ReadyBoostに向かないUSBメモリ

去年の夏、Windows Vista β2の頃から、安くて速くていいね! と評判のGREEN HOUSE Pico Turbo 2GB (GH-UFD2GTB) USBメモリをPCに刺して、ReadyBoostに使っていたのですが、先週までに累計3本のPicoTurboがお亡くなりになりました。
だいたい2〜3ヶ月間Ready Boostに使用し続けると読み出し/書き込み不能になりフォーマットもできなくなります。
3本のPicoTurboが2台の別のPCで起きているので、個体差とか環境の問題とは言えないでしょう。
デスクトップで使っていた最初の一本は交換してもらったので買ったのは都合2本なのですが、デスクトップ用2本目と、ノートに刺していたモノまで死んでしまい、さて今度はどうしたものか...。
ReadyBoostは、ある程度フラッシュの耐久性能をあげるために分散して書き込むと聞いたことがあるのですが、ものすごい勢いで読み書きを繰り返すので、USBメモリ側の管理領域かなにかでアクセスが集中するとそこが致命傷になってしまうのではないか、と思います。
正直、他の製品は試していないので、4GB版など他の容量や倍以上の価格の他社製品でどれぐらいの耐久性があるのかは確認できていませんが、そういうことがあったご報告、ということで記録しておきます。ReadyBoost用に安いUSBメモリを買おうとしてる方は覚悟の上でどうぞ。
うちもうちも、とか、そんなことないよ、うちのは半年使ってもOkだよ、という話などもあればお教えくださいませ。
あ、あともちろん今後のロットによって内容が変わるかもしれませんしね...。



追記:
ReadyBoost Q&Aの邦訳が出てますが、
http://blogs.msdn.com/shintak/archive/2007/02/01/ready-boost-q-a.aspx
うちのPicoTurboの例は極端にしても、フラッシュメモリにあれだけの量アクセスしてたら、絶対10年は持たないと思うのです(RBではない一般的なUSBメモリの寿命として、だったらありえる)。ReadyBoost自体、NTFSでも使えてますし、そもそも元のQ&Aが公開されたのがずいぶん前だったと記憶しているので、最新版のFAQをきちんと公開してほしいところです。