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//BUILD/ DeveloperタブレットことSamsung Series 7 Slate(XE700T1A)を購入した話 [購入編]


(このエントリーはWindows 8 Developer Previewリリース後、Beta以前に書かれた内容です)
どもども、みなさんWindows 8使ってますか?
Developer Preview(以下DP)をデスクトップPCに入れてみた、とか、VMに入れたけどピンとこないという方々多いんじゃないでしょうか? やはり、Windows 8はタッチで使ってなんぼ、タブレット機が欲しいところ。
でもWindowsタブレットってちともっさりなAtomAMD APU機か、速いけど重くて超お高いのしかないんじゃない? とお思いでは。
今回は、先日の//BUILD/カンファレンスで配布されたいわゆるWindows Developer TabletSamsung Series 7 Slate(以下S7S)の一般販売が開始されたので、こちらを発売前に予約して個人輸入してみました。
注: 現在販売されている市販版Series 7 SlateはBUILDタブレットに搭載されていたいくつかの機能が省かれています。3G通信機能、NFCGPSなどの尖った機能は搭載されていないので、あらかじめご了承ください。
なんでS7Sなのか? なぜならWindows 8 DPの機能をフルに使えるタブレット機が現状では他にほとんど無いからです(解像度が低いとMetro Appが立ち上がらないとかSplitできないとか、各種センサーのドライバが無いとか...)。USBメモリから起動するWindows ToGoなどもありますが、なかなか使用に耐えるUSBメモリを見つけ出すのは難しい状況。リファレンス機を手に入れるのって重要、というわけです。お値段は定価$1,099〜。そんなにお安くはないですが、Core i5あれば単なるノートPCとして見てもMBAより軽くて薄くていいんじゃない? 的な皮算用もあります。
また、別の面からみれば、静電容量タッチパネル、Wacomペン入力対応、11.6"ワイド液晶パネル、Core i5プロセッサ、4GBメモリに128GB SSD、そこそこのバッテリー、USBにmicroSDHDMIなどなど、モダンなタブレットであると同時にフルスペックなPCで薄くて軽いんですよ。それだけでも十分面白いと思いませんか?
ちなみにMac OS X Lionをぶち込んでる人とかもいます。
http://www.ditii.com/2011/11/22/samsung-series-7-slatetablet-hacked-to-run-mac-os-x-lion/

で、まず、基本情報として、S7Sの詳細ですが、
製品名: Samsung Series 7 11.6" Slate
型番: XE700T1A
製品情報ページ: http://www.samsung.com/us/computer/tablet-pcs

モデル型番 XE700T1A-A01US XE700T1A-A03US XE700T1A-A05US XE700T1A-A04US
MPU Intel Core i5-2467M 1.6GHz
Memory 4GB DDR3-1333
Disk 64GB SSD 128GB SSD 64GB SSD 128GB SSD
GPU Intel HD Graphics 3000
無線 802.11 a/b/g/n Bluetooth 3.0+HS
スクリーン 11.6" 1366x768pixel LEDバックライト
Windows Windows 7 Home Premium (x64) Windows 7 Home Premium (x64) Windows 7 Professional (x64) Windows 7 Professional (x64)
外部インターフェイス microSDスロット, microHDMI出力, USB2.0x1, Dockコネクタ, イヤホンジャック
バッテリー 4cellリチウムポリマー 5400mAh 41Wh
外寸 296.16 x 183.89 x 12.95 mm
重量 898g

その他の構成は現時点でもはっきりしていない点が多いのですが、現状での主なポイントは、

  • モデル間の違いはSSDの容量とWindowsのエディションのみ
  • Dockとキーボードはオプション (追記: モデル03USは付属する場合もあるようです)
  • TPMは全てのモデルに載っている
  • 3Gカードは搭載されていない
  • 3G SIMスロットもめくら蓋でふさがれていて搭載されていない
  • GPSNFCWiMaxも搭載されていない

来年中ごろにNFCなどを搭載したWindows 8仕様のモデルが追加されるとの噂もあります。
ぶっちゃけ、試して遊ぶだけならば、A01USで充分かもしれません。
自分は、今回は情報が錯そうしていたこともあり、A04USを購入しました。結果としてかなり応用が利くマシンなので128GBにしておいて正解だったなと思っています。
ちなみに純正オプションには、

Slate Dock/Cradle AA-RD5NDOC Stand Case AA-BS2N11B
Compact Wireless Keyboard AA-SK2NWBB 11" Slim Sleeve (Series 9 & Slate) AA-BA2NP1B

などがあります。
注意したいのはDockに追加のACアダプタは付属しないという点でしょうか。
Amazon.comではなにやらド派手な保護シートもいろいろあるようです。
純正オプションはまだなかなか入手が難しい状況なので、自分は取り急ぎ汎用品で、

  • ケース
  • 画面保護シート

を購入しました。
S7Sはタブレットと言っても、現在市販されているタブレット類より2まわりは大きいので、ケースや保護シート類探しもちょっと苦労します。
今回購入したのはこちら、

be.ez LArobe MacBook Air 11 Allure Moka
ケース類を探す時は目安として11"のMac Book Airとほぼ同じサイズ、と考えて探すといい感じの物が見つかるのでお勧めです。
画面保護シートは11.6"サイズを購入してしまうと、本当に画面部分ピッタリで画面端から入るWindows 8のスワイプインゼスチャーがやりにくいので、13〜14"以上のモノをカットすると良いと思います。
今回はタッチフィールを優先してELECOMのタッチ対応光沢液晶フィルムEF-FL133WHGを購入したのですが、手油がギラギラでちょっと失敗だったなと思っています。販売終了ですがもし手に入るならBUFFALOの指紋防止タッチパネル用フィルムBSPF04Tシリーズ(BSPF04T141W2)が良いかもしれません。
更新: Samsung Series 7 Slateの周辺機器 その1 - Neutral Scent

さて、S7S本体の話に戻ります、自分が注文した時点ではまだ発売前のPre-Orderで扱っている店舗もAmazon.comMicrosoft Store Onlineのみ、海外発送できず、という状況でしたので、今回はスピアネットさんの転送サービスを利用しました。
いろいろ考えると実用で使うならばDockはほぼ必須アイテムなので、同時購入するための戦略を練った方が良いと思います。(自分はこれが理由でMicrosoft Storeで購入)
USB充電もできないので、会社と自宅などで使う人は追加のACアダプタも要検討かも。

購入プロセスについて細かい点は省きますが、

  1. スピアネットに登録
  2. 配送先住所情報を取得
  3. 各ストアで配送先住所を入力して注文
  4. 商品発送メールが来たら、荷物の追跡番号をスピアネットに転送依頼登録
  5. スピアネットから到着の連絡が来たら発送依頼
  6. あとは、荷物のトラッキング情報を見ながらじりじり待つだけ

です。
複数のショップから注文して荷物がそろったところでまとめて日本へ発送することもできます。
で、無事到着。

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