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自宅で喫茶並みに美味しい"薄めない"アイスラテを作る

【ハウツー】「絶対に失敗しないアイスコーヒーのいれ方」をスターバックスに聞いてみた | マイナビニュース
http://news.mynavi.jp//articles/2012/07/06/icecoffee/index.html
【動画あり】アメリカ人が感激した、日本式おいしいアイスコーヒーのいれ方 : ライフハッカー[日本版]
http://www.lifehacker.jp/2012/05/120510japancoffee.html

ここのところ、↑のようなアイスコーヒーを美味しく作るというエントリーを幾つか見かけまして、思うところあって独自の方法で自宅でより美味しいアイスラテが作れないか、と挑戦してみました。(ラテって言ってもドリップですが)
まだまだ、手間がかかるので、もう少し洗練させたいところですが、基本的な考え方は変わらないと思います。

美味しいアイスラテを作るための基本:

  1. コーヒーを美味しく入れる
  2. とにかく出たら急速に冷やす
  3. 冷やす過程でできるだけ薄めない

では行ってみましょう。
基本的に我が家にある道具と材料を使ったので、そんなもんは家に無い! という方は適当にアレンジしてください。肝心なのは理屈です。

A. 大小2つの容器を用意します(ここではビーカー)

沸騰直後の熱湯から氷点に近い冷水まで冷やすので、半端なガラス容器だと割れる危険があります。
PYLEXなど耐熱容器やステンレスの熱伝導性が良い容器がいいと思います。
キーポイントは大の中に小がぎりぎり入るぐらいのサイズ差であること、です。
いろいろ考えると300mlぐらいは入る容器がいいと思います。

B. 小の容器に氷を詰め込み冷水を用意します

入るだけ氷をれて水を満たし冷却水を作ります。
この冷却水は飲まないので水道水でOkです。

C. 大の容器にドリップでコーヒーを入れます

別に美味しければなんでもよいのですが、とりあえず、あるもので作ったので、スーパーで買ってきた市販のドリップパックを使いました。
お湯をちょろっと垂らして1分ほど蒸らしてから、ゆっくりゆっくり注ぎます。アイスにするのでできるだけ濃く入れたいので慌てずに。

アイスラテ一杯なら50〜75ml程度でいいでしょう。
ガムシロを使わずに甘くするなら、ここで砂糖も投入。

D. 小の容器を大の容器にどっぷり投入

溢れるといけないので受け皿を忘れずに。
どっぷり入れて、容器の間がひたひたにコーヒーが満たされる状態になります。

D. 全力で冷却水をかき回す
小の容器の内側で冷却水が回転すると、コーヒーの熱をがんがん奪います。
これで薄めず、急速に冷やすわけです。単純でしょ?
隙間が狭いとみっちりですが、接触面積も増えて早く冷えるわけです。


F. 大の容器の外側が冷たくなってきたら、小を取り出しグラスに注ぎます

取り出した冷却水の氷が半分ぐらい溶けてしまったのがわかるでしょうか?

さらに冷たく美味しくするために氷を入れたグラスに冷えたコーヒーを注ぎます。

あとは、たっぷりの牛乳で割れば出来上がり。濃さの調整はお好みで。
バニラやヘーゼルナッツなどフレーバーシロップなど用意すればさらにお店っぽい雰囲気になりますよ。

というわけで、完成です。
ね、面倒くさいでしょ? でも結構ちゃんと美味しいんですよ?

うちはエスプレッソマシンも無いし、アイスラテを作ろうとすると、コーヒー牛乳みたいのか、氷が解けすぎてうっすーいのしかできなくて色々不満があったのですが、今回の方法は多少手間がかかるものの、かなり満足のいく美味しいアイスラテができました。キモは単純な理屈なので、皆さんもご自宅にある道具を工夫してトライしてみてはいかがでしょうか?

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