Microsoft Expression CTPをインストール
Getting Started with Microsoft Expression
http://www.longhorncorner.com/UploadFile/mahesh/Expression02162006012339AM/Expression.aspx
という記事が出ていたので、そうそう、ということで、
のCTPをインストールしてみました。
えーと、一応説明しておくと、
Microsoft Expressionシリーズは、Interactive Designer / Graphic Designer / Web Designerの3タイトルで、Windows Vista世代のデザインスイートです。
とりあえず、興味があればデモムービー(日本語版)などを見てみるとよいかも? (←まぁ、いいとこ取りなんで話半分程度に)
イメージ的にはAdobeのCreative SuiteやMacromedia StudioのMS版のようなものですが、だいぶ方向性は違います。機能面で見ても実質的なプロデザインツールにはちょっと機能が足りない感じ。
- Interactive DesignerはWindows VistaとWPF(Windows Presentation Foundation)のためのXAMLリソース編集ツールで、コレまでのリソースエディタと違い、全てをベクターで、2D/3Dを分け隔て無く編集可能になります。
ようするに、Vista UI上で3Dぐりぐりのアプリを作るためのデザインツール。 - Graphic Designerは、MSが外部のソフトハウスを買収しAcrylicと呼ばれていたツール。ベクター/ラスター系をシームレスに使えるペイントツールというイメージですね。これもXAML対応がポイント。
- Web DesignerはリニューアルされたFrontPage。Visual Studioとのコンビネーションが強化されたり、Web標準への対応も良くなるようです。これはまだfree downloadにはなってません。
まー、ほとんどいないと思いますがWPF(Avalon)とかで遊んで見たい人、Vista世代のアプリに早めに手を付けておきたい人には必須ツールということで。正直これらなしでXAMLを手打ちで書くのはしんどいです...。
そんで、インストール、
WinFxランタイムを普段のXP環境に入れたのがちょっとドキドキでしたが、全くトラブルなくスムースにインストールできたので一安心。
今の環境はだいぶ汚れてきてるので、どうせそのうちきれいにしなきゃいけないし、ということでえいやっ、で入れました。
基本的には、製品情報サイトからdownloadしてインストールするだけですね。
http://www.microsoft.com/products/expression/
Try it Free! Download the Interactive Designer March 2006 CTP
http://www.microsoft.com/products/expression/en/interactive_designer/id_free_trial.aspx
Try it Free! Download the Graphic Designer March 2006 CTP
http://www.microsoft.com/products/expression/en/graphic_designer/gd_free_trial.aspx
それぞれ、download前に登録がありますが、パスポート登録してれば、既存の入力情報でだいたい埋まってるので、たいしたことないです。
ちらっと触っただけですが、操作性は独特ですね。イメージ的にはMacromediaとかVisual Studioっぽいというか、自分が今書いてるオブジェクトを意識しながらプロパティを付けていくツールという感じです。
Intaractive Designerは完全にXAML専用ツールっぽいかな? Graphic Designerはさすが元があるだけにPhotoshop(import)やIllustrator,PDF(export)とかにも対応してるようです。
まー、例によって、入れただけで満足してろくに触らないまま次のバージョンになってしまう気がしますが、とりあえず前向きにVista対応を考える、ということで。
