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手乗りTechEdの衝撃

最初は遊び感覚というか、自己満足のために始めたTechEdセッション映像のポータブル化ですが、やってみたらこれは痛快。かなりすごい気がしてきました。
昨日、外出中、普段より積極的にiPodを使って試してみたのです。
結果、カンファレンス映像の持ち歩きはかなり便利、というか役に立つというのが結論。
電車でつり革につかまりながら観たりもしてみたのですが、全く違和感ないし、技術書を電車などで読むより集中度や細密充填度も高く、かなり高密度に学習できます。あと、電車に乗車している時間感覚が異常に短く感じられるのもすごい。ある意味、没入率も上がるので、乗り越しリスクも上がりますが...。
いや、ほんと、これだけできれば、もーわざわざパシフィコまで行かなくてもいいのでは?とか思いました、まじで。
まー、もちろんカンファレンス会場の方が集中度高いとか、リアルタイム性があるのは当然ですけど、それ以外のメリットもあるわけで。
実際、電車でセッションを見る場合の集中度はカンファレンス会場の60〜80%ぐらいですかね。ただ、その分、リピートや飛ばしもできるし、自分のニーズにオンデマンドで見ることもできるわけなので、±0か、よりプラスなイメージ。
少なくともテクニカルな質の高いこの手のプレゼンに関しては、携帯する価値がすごいあるというのはわかりました。
技術の普及を目指すTechEdMSDNなどのストリーミング配信とかは、ばら撒いてなんぼなわけだし、無料のWebcastとかしてるんなら、Video Podcastするべきでしょう。まーいろいろ政治的な理由はわかりますけど、こと技術や方法論の拡散という意味では、この手の手段を有効に使えると武器になると思います。
で、その方向ですぐに思いつくのは英会話とかですけど、そちらは動画教材の完成度に大きく依存しそう。実際、Podcastingでやってる教材とかはいろいろあるみたいですけど、集中度を上げるためには動画がほしい。むしろ、語学より、やはりテクニカルな教育とかカルチャースクール的な方向にに向いている気がします。
大仰に言うと、うまく使うノウハウが広く広まれば、社会人教育のあり方やライフスタイルが変わるんじゃないかなぁ、などと。ただし、学習する本人が対象に対して、どれだけ積極性をもてるかが大きなキーポイントですね。人の評価基準として、吸収力が問われる可能性が出てくる感じ。
などと、一日いろいろ遊びながら感じたのです。